ラス (Lath) は、1730年代から1740年代にかけて活躍したイギリスの競走馬、種牡馬。全弟にケード (Cade) 、半弟にラウンドヘッド (Roundhead) がいる。
経歴
ジェネラルスタッドブックによると、1732年にゴドルフィンアラビアン (Godolphin Arabian) 最初の仔としてエドワード・コークによって生産されたという。1733年のコーク死没後は母と一緒にゴドルフィン伯フランシス・ゴドルフィンの手に渡った。
競走馬としては、1730年代後半に活躍した記録が残る。1737年の4月、1000ギニーを賭けたニューマーケットグレートステークスではスクワート (Squirt) を含む9頭を倒し、10月にはリトルパートナー (Little Partner) を破り、翌10月にもう一度スクワートに勝っている。フライングチルダーズ (Flying Childers) 以来最も優れた名馬と考えられ、父の名声を大いに高めた。
1739年にジョン・ターナー、後にデヴォンシャー公ウィリアム・キャヴェンディッシュに売却され、そこで種牡馬として供用された。ミスレッドキャップ (Miss Red Cap) 、ヘクター (Hector) 、アンカスタークレイジー (Ancaster Crazy) らの父になっている。
血統表
脚注
参考文献
- Thoroughbred Bloodlines
外部リンク
- 競走馬成績と情報 JBISサーチ
