稲荷神社(いなりじんじゃ)は、東京都足立区柳原にある神社(稲荷神社)である。通称「柳原稲荷神社」、または単に「柳原神社」とも呼ぶ。
祭神
- 宇迦之御魂神
由緒
『葛西誌』によると慶長4年(1599年)の創祀といい、社伝では同11年に徳川家康が当地を訪れ、楊柳が繁って青々としている様子を見て神聖な土地と感じ、江戸城の鬼門除けとして創建させたと伝えられる。そのため、現在も社殿は東北(鬼門)の方角を向いている。
天明6年(1786年)洪水で流失したが、寛政6年(1794年)に再建された。
境内社
- 高木神社・日枝神社
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- 創建不明
- 祭神 高皇産霊神・大山咋神・徳川家康公
- 明治初期に「第六天社」から「高木神社」に改称し、明治44年(1911年)に日枝神社を合祀。
- 浅間神社
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- 昭和8年(1933年)に勧請したもので、「富士塚」として足立区の登録有形民俗文化財に登録されている。
文化財
- 柳原稲荷神社富士塚 一基
- 足立区登録有形民俗文化財、昭和59年度登録
- 柳原箕輪囃子連
- 足立区登録無形民俗文化財 民俗芸能、昭和57年度登録
交通
- JR常磐線北千住駅 徒歩10分
- 東京メトロ日比谷線北千住駅 徒歩10分
- 東京メトロ千代田線北千住駅 徒歩10分
- 東武伊勢崎線北千住駅 徒歩10分
- 東武伊勢崎線牛田駅 徒歩9分
- つくばエクスプレス線北千住駅 徒歩10分
- 京成電鉄京成本線京成関屋駅 徒歩9分
脚注
関連文献
- 「柳原村 稲荷社/第六天社」『新編武蔵風土記稿』 巻ノ22葛飾郡ノ3、内務省地理局、1884年6月。NDLJP:763978/83。
関連項目
- 日枝神社
- 浅間神社
- 東京都の神社一覧
外部リンク
- 稲荷神社 - 東京都神社庁
- 柳原稲荷神社富士塚 - 足立区




