柳沢 信花(やなぎさわ のぶはな)は、江戸時代前期の旗本。通称は四兵衛。
旗本柳沢安吉の四男。母は窪嶋孫兵衛の娘。叔父柳沢安忠の娘婿。
天和3年(1683年)に殺害された事件で御家断絶となったため、信花の養子柳沢保教は柳沢吉保(安忠の実子)の家臣となり、のちに大和国郡山藩士となった。
保教の子には、鈴木祐政(鈴木重祐養子)、柳沢里光(保教の家督を継ぐ)、柳沢安弘(旗本柳沢時附養子)や柳沢里済(越後国黒川藩主柳沢経隆養子)らがいる。
年表
※日付は旧暦
- 慶安元年(1648年)12月11日 - 大番の番士となる。
- 慶安3年(1650年)12月27日 - 蔵米200俵を得る。
- 寛文9年(1669年)閏10月18日 - 精勤のため黄金5枚を得る。
- 天和3年(1683年)6月25日 - 江戸城西丸の下馬で大番士の高橋正武と口論になり、刃傷へと発展し斬死する。御家断絶となる。
参考文献
- 林述斎原編、高柳光寿、岡山泰四、斎木一馬編集顧問 『新訂寛政重修諸家譜:巻3』 続群書類従完成会、1964年
- 『柳沢家譜集』 柳沢文庫保存会、1995年




