ラッシュストリート

ラッシュストリート（欧字名:Rush Street、2005年3月22日 - ）は、日本の競走馬。主な勝ち鞍に2010年の佐賀記念。

馬名の意味は、急ぐ道、向こう見ずに進む道。

経歴

2007年8月12日、札幌競馬場4Rの2歳新馬戦でデビューし、4着。3戦目からはダートに転向し、その転向初戦で初勝利を収めた。3歳シーズンは全休し、この間に去勢が施された。4歳4月に復帰してからは条件クラスで出走を重ねた。

5歳となった2010年、シーズン初戦の招福ステークスの勝利をもってオープンクラスに昇格。2月の佐賀記念は不良馬場のなか好スタートから先手を奪うと、最後は追い上げるフサイチピージェイの追撃を半馬身差振り切り、重賞初挑戦での初優勝を飾った。連勝を狙った3月の名古屋大賞典は3着。4月のアンタレスステークスで最下位15着に敗れた後は休養に入った。復帰戦となった12月のベテルギウスステークスはレース中に鼻出血を発症し競走を中止した。結局これがラストランとなり、同月16日付で登録を抹消・引退した。

引退後は福島大学で乗馬となり、相馬野馬追にも参加した。2025年現在は福島県南相馬市のSAKAMOTOで繋養されている。