アルファタウリ・AT03は、スクーデリア・アルファタウリが2022年のF1世界選手権参戦用に開発したフォーミュラ1カーである。

概要

ドライバーは前年に引き続きピエール・ガスリーと角田裕毅が務める。

AT03は、スクーデリア・アルファタウリによって製造および設計された3番目のシャーシであり、2022年の技術規則の下での最初の車である。

ガスリーによれば、AT03はレギュレーション上の最低重量(798kg)から「12〜13キロの超過」があり、そのため「予選では1周あたりコンマ3秒以上の遅れがあった」という。2022年シーズンは大半のチームがマシンの重量超過に苦しんでいたものの、中でもアルファタウリはシーズン中のマシン開発で遅れを取っており、ガスリーはそれが不振につながったとしている。 AT03の不振により、ガスリー、角田共に苦しいシーズンとなり、コンストラクターズランキングも前年の6位から9位に下がり、結果的にエースであるガスリーの離脱の遠因となってしまった。

記録

  • 太字はポールポジション、斜字はファステストラップ。
  • 印はリタイアだが、90%以上の距離を走行したため規定により完走扱い。

出典


アルファタウリF1 AT03 シェイクダウン (3)

アルファタウリAT03仕様のリアウイングヘルメットを被るファン、2022年10月8日F1日本GP予選 Formula1Data / F1

1/43 アルファタウリ AT03 No.10 スクーデリア アルファタウリ 2022 F1 ベルギーGP F1参戦100戦目 P.ガスリー

【画像】 アルファタウリF1 AT03 シェイクダウン (18)

【2022 Rd.17 SGP】アルファタウリAT03ディテール高画質写真集 F1LIFE