新屋駅(あらやえき)は、秋田県秋田市新屋扇町(おおぎまち)にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)羽越本線の駅である。
歴史
- 1920年(大正9年)2月22日:国鉄の駅として河辺郡新屋町に開業。
- 1964年(昭和39年)10月1日:専用線発着を除く貨物の取り扱いを廃止。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物の取り扱いを廃止。
- 1986年(昭和61年)11月1日:車扱貨物の取り扱いを全廃。
- このころまで、当駅から国立食糧倉庫へ至る専用線と、十條パルプ工場(旧・十條製紙秋田工場)への専用線があった。パルプ工場からは数多くの貨物列車が設定されていたが、1986年(昭和61年)3月19日に工場が閉鎖されたために廃止された。跡地は解体されて更地になり、現在はその一部が西部工業団地になっている。国立食糧倉庫への専用線は1970年代に貨物列車の設定が無くなったものの、1990年(平成2年)3月の倉庫の用途廃止まで線路が残っていた。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる。
- 2003年(平成15年)4月1日:駅業務委託を開始。
- 2016年(平成28年)
- 3月26日:快速の停車駅となる。
- 6月17日:駅舎待合室内に小さな図書館を開設。
- 11月:駅舎リニューアル工事に着手。
- 12月24日:駅舎リニューアル工事が完成。
- 2019年(平成31年)3月5日:ホーム側駅舎の外壁に、大森山動物園のアートサインを設置。
- 2023年(令和5年)5月27日:秋田駅方面においてICカード「Suica」の利用が可能となる。
- 2024年(令和6年)10月1日:えきねっとQチケのサービスを開始。
駅構造
島式ホーム1面2線を持つ地上駅である。終日にわたり、秋田駅と当駅を結ぶ区間列車が設定されている。
秋田駅管理の業務委託駅で、JR東日本東北総合サービスが業務を行っている。みどりの窓口・自動券売機・簡易Suica改札機・乗車駅証明書発行機が設置されている。木造駅舎を有する。
駅舎の一部はJR東日本東北総合サービス秋田支店中央ブロック中央施設管理事務所となっている。
のりば
利用状況
JR東日本によると、2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は831人である。
2000年度(平成12年度)以降の推移は以下のとおりである。
駅周辺
バス路線
駅周辺には「新屋駅前」や「新屋踏切前」などの停留所があり、秋田中央交通の路線バスや秋田市マイタウン・バス西部線豊岩コースの路線が発着する。
隣の駅
- 東日本旅客鉄道(JR東日本)
- ■羽越本線
- 下浜駅 - 桂根駅(※) - 新屋駅 - 羽後牛島駅
- (※)一部の列車のみ桂根駅に停車する。
脚注
記事本文
出典
報道発表資料
新聞記事
利用状況
関連項目
- 日本の鉄道駅一覧
外部リンク
- 駅の情報(新屋駅):JR東日本




