永隆寺(えいりゅうじ)は、東京都目黒区にある天台宗の寺院。
概要
元和4年(1618年)、日達によって開山された。当初は日蓮宗寺院「大乗寺」であったが、幕府の不受不施派禁教令により、1698年(元禄11年)に天台宗に転宗した。
1834年(天保5年)に「永隆寺」と改称した。
元々は三田小山町に位置していたが、1902年(明治35年)に現在地に移転した。
かつては出石藩仙石家の菩提寺であったため、仙石一族の墓が多かったが、現在は旧領の出石に移されている。同藩藩士で仙石騒動の渦中の人物だった神谷転の墓は残っている。
交通アクセス
- 祐天寺駅より徒歩15分。
脚注
参考文献
- 山本和夫 著『目黒区史跡散歩 (東京史跡ガイド10)』学生社、1992年
関連項目
- 不受不施派



