トリップ・ホップ (trip hop) は、音楽のジャンル。ヒップホップから影響を受け発展した音楽で、イギリスのブリストルが発祥地と言われる音楽であることから、ブリストル・サウンド (Bristol sound)とも呼ばれる。
概要
1991年にマッシヴ・アタックがリリースしたアルバム『ブルー・ラインズ』が、トリップ・ホップの最初期アルバムという説もある。
あくまでも、音楽雑誌が付けた名称であり、トリップ・ホップの先駆者とされているマッシヴ・アタック、ポーティスヘッドといったミュージシャンたちは、自分たちの音楽をトリップ・ホップと呼ばれることに疑問を抱いたり、嫌悪を表明したりしている。これは、その後に流行したトリップ・ホップと呼ばれる音楽を作るミュージシャンたちの作品に対して良いイメージを持ち合わせていなかったからとされている。その後、雑誌上などでは「アブストラクト・ヒップホップ」という言い換えをされることもあった。
主要アーティスト
- エール
- ビョーク(アルバム『ポスト』でトリップ・ホップに挑戦)
- ケミカル・ブラザーズ
- COLDFEET
- DJ KRUSH
- DJシャドウ
- DJスプーキー
- ファットボーイ・スリム
- ラム
- マッシヴ・アタック
- モロコ
- モーチーバ
- オリーヴ
- ポーティスヘッド
- トリッキー
- アンクル
レーベル
- Ninja Tune
- アイランド・レコード(ポーティスヘッド、トリッキーらを輩出)
脚注
注釈
出典
関連項目
- テクノポップ




