西穂高村(にしほたかむら)は長野県南安曇郡にあった村。現在の安曇野市穂高柏原・穂高牧にあたる。
地理
- 山:浅川山、横通岳、常念岳、前常念岳
- 河川:烏川
歴史
- 慶長年間には柏原村と牧草深村であり(慶長改帳)、正保年間にも同様であったが(正保書上)、元禄年間以降は後者は牧村と称するようになった(元禄郷帳)。
- 1873年(明治7年)10月25日 - 筑摩県安曇郡柏原村・牧村が合併して西穂高村(第1次)となる。
- 1876年(明治9年)8月21日 - 西穂高村(第1次)が長野県の所属となる。
- 1879年(明治12年)1月4日 - 郡区町村編制法の施行により、西穂高村(第1次)が南安曇郡の所属となる。
- 1880年(明治13年)8月25日 - 西穂高村(第1次)が分割して牧村・柏原村となる。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、牧村・柏原村の区域をもって西穂高村(第2次)が発足。
- 1954年(昭和29年)11月3日 - 穂高町・有明村・北穂高村と合併し、改めて穂高町が発足。同日西穂高村廃止。
交通
鉄道路線
- 日本国有鉄道
- 大糸線
- 柏矢町駅
- 大糸線
参考文献
- 角川日本地名大辞典 20 長野県
関連項目
- 長野県の廃止市町村一覧


