スマイルウィ(欧字名:Smile We、2017年5月1日 - )は、日本の競走馬。主な勝ち鞍に2024年のテレ玉杯オーバルスプリント。他に南関東重賞で7勝を挙げている。
戦績
元々はホッカイドウ競馬でデビューする予定だったが、出走予定だった2019年7月31日のフレッシュチャレンジは直前で競走除外になった。結局は北海道でレースに出ることなく、船橋の張田京厩舎に転厩した。9月27日、紅葉葵デビューにて改めてのデビューを飾り、初勝利を収めた。
2020年は特別戦を2連勝としたのち、4月15日に初めての重賞挑戦としてクラウンカップに出走し、10着に敗れる。その後、約2年間は重賞には出走せず、A・Bクラスでレースを重ねた。
2022年3月24日、久々の重賞挑戦として京成盃グランドマイラーズに出走。2番手から直線に入ったところで先頭に立ち、カジノフォンテンの追撃を半馬身差退け初優勝を果たした。この年はさらにサンタアニタトロフィーとゴールドカップも制した。
2023年は3月16日の京成盃グランドマイラーズを2着としたのち、5月4日に初めてのダートグレード競走およびGI級競走挑戦としてかしわ記念に出走する予定だったが、競走除外となった。仕切り直しの一戦となった5月31日のさきたま杯は一時先頭に立つも、同じ地方勢であるイグナイターとの叩き合いとなり、クビ差の2着に惜敗した。9月20日のテレ玉杯オーバルスプリントはドライスタウトとの追い比べに競り負け、またしても2着に敗れる。南関東重賞ではスパーキングサマーカップとマイルグランプリ、前年に引き続きゴールドカップを制覇した。
2024年は2月29日のかきつばた記念で始動してサンライズホークの3着と好走。半年の休養を挟んで8月のスパーキングサマーカップに出走するも10着と大敗し連覇はならなかった。9月18日、前年も出走したテレ玉杯オーバルスプリントに再挑戦。中団から脚を伸ばし、スレイマンの猛追を3/4馬身差振り切ってダートグレード競走初制覇を果たした。
競走成績
以下の内容は、JBISサーチおよびnetkeiba.com、地方競馬全国協会に基づく。
- 競走成績は2024年12月24日現在
- 2022年2月15日のハートビートレインはJRA2勝クラスとの条件交流競走。
血統表
- 4代母Arctique Royaleは1981年アイリッシュ1000ギニー勝ち馬。その子孫にはウェリントン、ソウルシスター、ネイヴァルクラウンなどの活躍馬がいる。
脚注
外部リンク
- 競走馬成績と情報 netkeiba、KEIBA.GO.JP、JBISサーチ